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| ドイツの代表的な家具メーカー「ウィルクハーン」は、世界的に評価が高く、シュレーダー首相をはじめとする各国の首相や、各界の著名人に広く愛されているブランドです。 |
ウィルクハーンジャパンのある六本木ショールームにも、数多くのアーティストやスポーツ選手などが足繁く訪れており、日本でもその人気は既に確立されています。面白いことに、実名は出せませんが、これらウィルクハーンファンの著名人の名前を連ねてみると、ある共通点が見えてきます。それは、みな「こだわりを持つ人である」ということ。いえ、テレビや書籍を通して見る限り、少なくともそういうイメージがある方ばかりなのです。
決して流行でモノは買わず、モノの良さを見極めて初めて購入に至る・・・。そんなポリシーをもつ人に愛される家具のメーカーであり、「知る人ぞ知る」ブランドであるウィルクハーンについて、第一回目の「注目商品」特集では、ご紹介してまいります。
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創業は、1907年。
その歴史は、Wilkening家とHahne家により、自然の豊かなドイツ北部、ハノーファー郊外のバットミュンダーで始まります。
この地域には豊富なブナの原生林があり、それを使って、伝統的な工業による家具を優れた技術で作っていました。当時はまだ現在のブランドネームは生まれておらず、そのデザインも、ヨーロッパの伝統を踏襲した優雅でクラシックなものでした。 |

ところが、1950年代に入ると、この田舎の一家具工房に大変革が訪れます。
創業者の息子であるフリッツ・ハーネが、今までの手作りの受注生産に疑問を抱き、大量生産が可能なモダンマスプロダクトへの切り替えを試みたのです。時を同じくしてハーネは、バウハウスの思想を継承するウルム造形大学で教鞭をとっていたジョージ・レオワルドというデザイナーと運命的な出会いをします。きっかけは、あるデザインコンペで入賞したジョージの作品を、後のウィルクハーン社が製作したことでした。
以来、同大学関係者たちとの連携が深まり、これまでになかった、シンプルでモダンな椅子を生み出していきます。 |
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こうして、商品・デザインの方向性が固まると同時に、60年代に入ると、現在の社名が誕生します。
新社名は、創業者両家の2つの名前を融合させたWilkhahn。
| また、ロゴ※のデザインは、ルフトハンザ航空のロゴを手がけたトーマス・ゴンダが担当しました。(※現在のロゴは改められています。
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| Tomas
Gonda |
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社名の誕生から10年。ウィルクハーンというブランドネームは、常に時代の先を見据えた商品作りで、既に世界中でポピュラーになりつつありましたが、さらに、1980年に発表されたFS-Lineという椅子によって、その名を世界にとどろかせます。
FS-Lineは体の動きに合わせて背と座が連動する構造で、座る人一人一人の姿勢にジャストフィットするため、長時間座っていても疲れにくいという特徴を持つ椅子です。 |
| 人間工学を盛り込んで、座る人の快適性を追及するという概念は、今までの事務用椅子にはない新鮮なものだったため、世界中で話題となりました。このシンクロナイズドメカは、今なお世界中のチェア―メーカーが模倣しています。 |

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色鮮やかなラインナップが揃う、可愛らしいデザインのPicto。テレビ番組にもよく登場するので、ご覧になったことがある方も多いはずです。
でもこの椅子、可愛いだけじゃないんです。 |
実は、FS-Lineに次いで椅子メーカーに大きな影響を及ぼした、スグレモノチェア―。素材全てに再利用可能なものを使用した、世界初のリサイクルチェアーなのです。当時はまだ、ISOのような明確なエコロジー規格すら存在しなかったその中で、製品寿命を終えても、約95%のパーツがリサイクル可能であるというこの椅子を開発したことからもわかる通り、ウィルクハーンは、環境に優しい企業作りを進めてきました。
常に新しいことに挑戦し、時代の最先端を進んできたウィルクハーンは、その功績が認められ、IF賞を始めとする数多くの名誉ある賞を受賞しています。 |
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冒頭でご紹介したシュレーダー首相など、著名人らの人気を勝ち得ている理由の一つは、ウィルクハーンの椅子が、インテリアの邪魔をしない「シンプルでクール」であることのようです。
「シンプルでクール」な椅子なら、どこにでもありそうな気がしますが、今、世の中でメジャーなオフィスチェアーを列挙してみても、ウィルクハーンのそれのように最小限の機能でシャープなフォルムのものは、他に思い付きません。
また、ロングライフであることも、こだわりをもつ人々に受けているのだそうです。ただ寿命が長いという意味ではありません。ウィルクハーンのロングライフとは、いつまでも新品同様の状態で使えるということです。例えば、ふつう椅子が故障したら、そのほとんどは部品の修理で済んでしまいますが、ウィルクハーンの場合は、全体を修理します。その理由は、一部だけ直してしまうと、全体のフォルムに歪みが生じるから。こうして、一度ウィルクハーンの椅子を買った人は、生涯その椅子とお付き合いができるわけです。
この徹底した姿勢が、ウィルクハーンのこだわりであり、このこだわりが、ウィルクハーンのファンに愛される理由なのでしょう。
"Form first, Function first"
デザインにも機能にも、決して妥協を許さないウィルクハーンの椅子を、是非あなたの目でお確かめ下さい。 |


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