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  何でもない収納キャビネットが、なんとアートに!

一人一人では広いオフィスが借りられない。
そこで、6つの事務所が集まって倉庫を借り、共有スペースの一角を
オフィスとして使っている、マイケル氏ら3人のクリエーターチーム。
そこには、コクヨもびっくりのアーティスティックに変身したオフィス家具が並び、
新しくて楽しい仕事場があった。

マイケル・フランクさん 無機質なオフィス家具とアートや木の
組合せ。このバランスがすごく好き。

マイケル・フランクさん
マイケル・フランクさん
ロンドンの大学で建築のマスターコースを修了後、建築家黒川紀章氏のオフィスに入社。
10年ほど前に独立し、5年前から現在の場所を、建築、音楽、インテリアなどの仕事をする友人たちと共同で借りている。
マイケル氏は商品のパッケージデザインや空間デザインを手がけている。

まずは比べてみてください、生まれ変わったこのオフィス

6つの事務所が集まって倉庫を借り、その共有スペースを仕事場にしているマイケル氏。
以前は、コンサートやファッションショーなどが開かれるイベントスペースになっていたが、何しろモノがありすぎて山積み状態(Before1)。
「これからは、もっとオープンにして、だれもが気軽に入れるスペースにしたい!」と、収納できて楽しいオフィス空間作りのため選んだ家具が「NSシリーズ」のキャビネット(Before2)。
しかし、この家具をそのまま使うマイケル氏ではない。
何でもない収納庫にアートをプラス。できあがったのは、こんな空間!(After)



共有スペースの一部がマイケル氏3人のチームの仕事場
大きな空間を壁で仕切って、それぞれのオフィスとして使っている。共有スペースはミーティングスペースでもあり、一時期コンサートやファッションショーなどのイベントスペース、また金曜日の夜はビールパーティーの会場としても使われていた。
片隅に積まれた荷物はマイケル氏が仕事で使う小物やパーツなど。共有スペースの一部はマイケル氏の仕事場ともなる。
NSシリーズを設置した オフィス

すっきりしていて機能的だが、マイケル氏、これだけでは終わらない?!
事務用家具にアートをプラス。これまでにないオフィス空間を実現。

キャビネットは白いこと。そして扉付きが条件。その理由は・・・?

マイケル氏が仕事場に求めるものは、オフィス&ホームスペース。新しい事務所、楽しい事務所。

「だから、時々ここでパーティーもする。このガラージオフィスに集まった6つの事務所の内、一つは地ビールの会社だから金曜日の夜はパーティーをしたりね」。

それなら、さぞユニークなデザインの家具を選ぶかと思いきや、お気に入りは、いかにもオフィス然とした「NSシリーズ」のキャビネット。
その理由は…?

機能の面から言えば、「いろいろな人が出入りするから鍵がついているのが本当に便利。扉付だから見せたくないものを隠せるし」。

でも、もっと惹かれた理由は生まれ変わったオフィスを見れば一目瞭然。
おもむろに黒のテープを取りだし、収納庫の扉に蝶や魚を形作って貼っていく…。(さすがクリエーター!)

「NSシリーズ」を白いキャンバスに見立てて絵を描き、壁画のようにしたところからも、楽しい事務所にしたい!というマイケル氏の遊び心が伝わってくるようだ。

デスクの上にあるものはつねに活用されている
キャビネットの扉に紙テープで貼られた魚の絵。マジックで書くと消えないが、紙テープなら飽きたらはがして、ほかの絵にすることもできる。

コミュニケーション+作業=向かい合わせのデスク

布のパーティションでデスクの間を仕切る

共有スペースをイベントスペースとして活用しているマイケル氏ら3人のクリエーターだが、オフィスとしての作業スペースは、ナチュラルな木の質感を持つ「サイズ」のワークテーブルで揃えられている。

コミュニケーションしながら作業ができるようにするには、やっぱりデスクを向かい合わせに置くのが一番のようだ。

実際、先月の特集「5人用レイアウト」でご紹介した(株)クリートのオフィスも、意見を交換させながら手を動かして作業するスペースはデスク2台ずつ向かい合わせに並べている。

サイズシリーズのワークテーブルとワゴンに合わせたのは、イタリアカルテル社の真っ白な『マウイチェアー』。
シンプルな家具同士の共演は、背景のアートなキャビネットをより際立たせているように見える。


クリエイティブなインスピレーションは、クリエイティブな空間から生まれる

マイケル氏は言う。
「無機質なオフィス家具とアートや木の組合せ。このバランスがすごく好き。」

その言葉通り、キャビネットの棚にはウサギなどの様々なオブジェが置かれて、飾り棚風に。
シンプルなワークテーブルも花柄の箱やオブジェの中に溶け込んで、なんとも遊び心のあるオフィス空間となっている。

「外から見ても楽しそうでしょう?
こういう空間にいると、クリエイティブなインスプレーションがどんどん出てくる。
今はまだまだ試行錯誤の段階。何を入れたら楽しいか考えながら、いちばん面白い使い方をしたい」。

L字型にレイアウトされたデスクの上には資料が山積み。「デスクの上にあるものはつねに活用されているということ。資料を収納する棚をたくさん作るより、広いデスクにしたほうが資料は生きてくると思う」 デスクの上にあるものはつねに活用されている
デスクの上にあるものはつねに活用されている ふつうはファイルでいっぱいになるキャビネットの棚にはオブジェが飾られて。これらもマイケル氏の仕事道具の一つ。”見せる収納”のお手本だ。
ノートパソコンの横にはアフガニスタン製の織物が。木や布がさりげなくオフィス空間で使われ、”楽しいオフィス”の雰囲気を自然に作り出している。 デスクの上にあるものはつねに活用されている

デスクの上にあるものはつねに活用されている オフィスそのものをアートにしたい

通りに面して大きく開かれた窓には、手製のオブジェが並ぶ。
この空間そのものをアートにしたいと、以前壁全体に模様を描いたことがあったが、「ちょっと派手すぎる」と大家さんからクレームがつき、現在はシンプルなベージュ色に。
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